地域森林監理士養成研修 修了証授与式
今回の研修は、岐阜県地域森林監理士養成研修の最終日となります。
11月18日までに、それぞれの研修生が、座学・実習などで学んだ内容を活かして、市町村等に対して、地域課題提案を行い、課題解決に向けた提案を行ってきました。
今回は、研修生同士が「地域課題」を共有するため、各研修生が行った地域課題提案の内容について発表しました。研修生が提案した内容は次の5つでした。
- 関市皆伐施業ガイドラインに向けた 皆伐適地の選定基準に関する提案
- 意向調査候補地の優先順位と 年度計画について~地域住民の安全・安心のために~
- 清流の国ぎふ森林・環境税事業の活用に関する瑞浪市での具体的な場所と施業方法に関する提案
- 行政機関、林業事業体、森林造成組合との連携強化 ~新たな協議会の設立~
- 100年先の森林づくりを見据えた壊れない路網整備と森林整備
これらの提案は、地域の課題を分析した非常に良い提案内容でした。
研修終了後、岐阜県立森林文化アカデミーの長沼副学長から修了証の授与がありました。修了証授与後、長沼副学長から今回受講した研修生に対して、「地域の課題は複雑で、多岐にわたるので、一人で悩まず、多くの助けを借りて課題解決に取り組んでください。」と激励の言葉をいただきました。
研修は修了しましたが、研修生には、これから1月に岐阜県地域森林監理士認定試験が待っています。みなさん、無事合格して来年4月より晴れて『岐阜県地域森林監理士』として活躍されることを祈念しています。