エンジニア科2年の学び林産業コース

3 林産学課題研究

特色3 自分をみつけて人に伝える

林産業コースの学生は1学年で概ね10名程度の人数です。それに対して、木材、建築の常勤教員は5名です。少人数ですので、個性に合わせたきめ細やかな学びができます。

総合的な力を身に付けるために、林産業課題研究があります。

自分でテーマや課題を設定し、文献調査をはじめ、実験や実測を行い、成果をとりまとめます。さらに、1年生に対してや外部研究会で発表する場もあります。

各学生が納得いくまで調べつくしてまとめ上げますので非常に濃い内容の研究になります。

企業が採用選考時に重視する要素の上位に、①コミュニケーション能力、②主体性、③協調性、④チャレンジ精神、⑤誠実性を挙げています。
授業を通じて、これらの要素を向上させ、学生の持ち味を伸ばし自信を身に付けます。

木部の「灰汁洗い」の研究 中間プレゼン

幅広い研究テーマ

木材系
23期生 背板からつくる木の枕
22期生 樹木の枝葉を蒸留 エッセンシャルウォーターを作る
22期生 無垢板の傷のイメージを変える
21期生 木材の復元力の調査
20期生 炭の活用
20期生 木部抽出のヒノキ精油 ~香りと性質を調べる~
19期生 針葉樹でお茶づくり
19期生 スウェーデントーチの効果的利用
19期生 木で肉をもっとおいしく
18期生 木でおいしいプランクBBQ
18期生 スウェーデントーチの燃焼実験
17期生 製材の端材利用
17期生 黒心材の利用を考える
17期生 木材と香味の関係
17期生 ACパネルについて
17期生 ヒノキと合うお酒
16期生 床の素材の違いによる衝撃に関する研究
16期生 木材の天然乾燥
16期生 木部の「灰汁洗い」の研究
16期生 含水率の違いによって薪の燃え方はどのように変わるのか
建築計画・林業系
23期生 山地酪農×林業 ~牛と林業と人のいい関係~
21期生 シェアハウス プチ改修大作戦
21期生 アカデミー構内の劣化とメンテナンス
環境系
20期生 遮音と吸音の仕組みとその利用方法について
18期生 カンナ屑で靴の消臭はできるか
18期生 木陰の涼しさを調べる
17期生 木は睡眠と関係があるのか
都市計画系
17期生 美濃市 似安寺山 植栽樹種の選定 ~福島市花見山公園をモデルに~
17期生 みのかも健康の森で山が身近になる!
17期生 清流長良川の流域文化 ~森・川・人の繋がり~
17期生 特色を活かした町づくり
16期生 スケートパークによる木材利用促進について
16期生 地域と繋げるうだつ計画
木工系
22期生 間伐材の地産地消で町の人に森林を知ってもらおう
21期生 井波彫刻師の後継者育成課題と対策
21期生 鹿皮ドラムで伝えるシカの現状
20期生 グリーンウッドワークの魅力を伝える
20期生 木のスピーカー製作
19期生 おがくずの活用 おもちゃ
18期生 たわみを応用した木製マットレス
18期生 竹スピーカーの製作
17期生 檜風呂の自力製作
16期生 木製バットの研究とエゴノキバットの製作
芸術系
23期生 森のスタンプ 虫食い材の魅力を伝える
21期生 違う場所で拾った流木で同じテーマのアート作品を作るとどのような違いが出るのか
19期生 レジンで作品
16期生 県産材でつくる画用木炭
H29中部森林技術交流発表

優秀な研究は、岐阜大学で開催の「岐阜県域農林業教育システム研究発表交流会」での発表の機会もあります。
2023年は林産業コースから3名がポスター発表を行いました。