1 豊富な実習
本学では現地現物主義で、座学のみの知識習得だけではなく、実習により「見て」、「感じて」、「体験して」、まさに身をもって知識や技術を習得することが出来ます。そんな実習の数々を紹介します。
樹木同定
山を知るためには樹木の名前を覚えることが重要です。暖温帯に分布する樹木、冷温帯に分布する樹木、尾根沿いに分布する樹木、谷沿いに分布する樹木など、樹木の名前をすることで、その土地の水分条件、気候が見えてきます。
測量
植栽、下刈り、間伐など各種の森林施業を行うためには対象範囲の面積を測ることが重要です。面積が分からないことには何本の苗木が必要なのか、何日間の作業が必要なのか、段取りすることができません。最近では、レーザーコンパスにより測量することも多いですが、アナログもレーザーもどちらも使い方を学びます。
野生動物
樹木だけではありません。シカやイノシシについて考えることも、林業する上でとっても重要なことです。
林業機械による実習
チェンソー、グラップル、スイングヤーダ、タワーヤーダ、フォワーダなど機械を利用して、実習を行っています。
くわしくはコチラをご覧ください。
炭焼
伐採搬出で出てくる端材を用いて、炭を焼く実習があります。演習林の中に炭釜が一つ、簡易なドラム缶釜もあります。
キャンプ
学生がキャンプをするのではなく、子供たちを呼んでキャンプを運営する授業があります。ご飯の準備に、イベントに企画にとっても大忙し。子供と接することで、いろんな学びがあります。