森と木のエンジニア科(1年生の学び)

人・場・モノを活かした、現地現物主義の学び。現場で自ら考え、行動できる「技術者」を目指します。

森を育て、木材を収穫する林業、伐り出された木材を加工する林産業、これらは森林資源の持続的な利活用を担う重要な産業です。
エンジニア科の学びの目標は「林業・林産業の多様な現場において、安全な作業条件を自ら確立しつつ、より経済性の高い生産を担う技術者になる」ことです。

1年生では、林業・林産業に関する基礎的な知識と技能を学び、2年生になるとより専門的な林業コース林産業コースの2つのコースに分かれます。2年間で社会に出て活躍するための能力や姿勢を身に付けます。

Features 学びの特徴
少人数教育の豊富な実習
特色 1
少人数教育の豊富な実習
1学年20名、常勤教員18名の少人数制で学生に合わせた細かな学びを提供します。少人数制だからこそ、樹木同定や造林・育林、測量、調査、チェンソーの操作、伐倒・造材、搬出・運搬など豊富な実習があります。
森づくりの基礎を学ぶ
特色 2
森づくりの基礎を学ぶ
造林や測量、測樹に関連する各種の技術を、理論と作業を結びながら学びます。校舎のすぐ隣に実践フィールドの演習林があるのが強みで、伐採・収穫~植栽~保育という林業のサイクルを間近で学べます。
樹木の生態を学ぶ
特色 3
樹木の生態を学ぶ
樹木の生理や生態に関する座学に加え、フィールドでの樹木同定や育苗、立地に関する実習を通して樹木の生態について学びます。
林業機械や道具の基礎を<br>学ぶ(最先端の林業機械)
特色 4
林業機械や道具の基礎を
学ぶ(最先端の林業機械)
ナタの刃研ぎからチェンソー操作まで、安全かつ効率的な作業につながる技術を学びます。さらに、伐採した木材を集めて運搬するための高性能林業機械の操作、架線集材、作業道の作設などの実習があります
木材利用と流通の基礎を<br>学ぶ(充実の加工設備)
特色 5
木材利用と流通の基礎を
学ぶ(充実の加工設備)
森の木が、丸太から木材になる流通の現場を体験します。また木造建築の木の使い方も学びます。製材、木材乾燥、強度試験などの設備が揃っており、丸太を学内で製材・乾燥し、建築に利用する実習もあります。
世代と国境を越えた交流
特色 6
世代と国境を越えた交流
社会人経験が豊富なクリエーター科と交流することで、社会に出て活動するための姿勢・能力が身に付きます。さらにドイツのロッテンブルク林業大学との連携協定を結んでおり、ドイツでのサマーセミナーにも参加します。
専門的で多様な科目
特色 7
専門的で多様な科目
チェーンソーの操作基礎や測量、造林、樹木と木材の同定など幅広い学びで森林・林業に関わる基礎力を養います。
手厚い就職支援
特色 8
手厚い就職支援
自分が希望する分野の会社で研修を行い、社会に出てからの仕事のイメージをつけます。さらに学生と企業とのマッチングを図り、就職に向けての手厚い支援があります。
Keywords 学びのキーワード
  • 伐倒技術
  • 高性能林業機械
  • 林業架線
  • 森林土木
  • 狩猟
  • 森林獣害
Licenses 取得を目指す主な資格
  • 伐木等の業務に係る特別教育修了証(チェーンソー)
  • 刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育修了証
  • 玉掛け技能講習修了証(希望者が有料にて受講)
  • 大型特殊運転免許証(希望者が有料にて受講)
  • 車両系建設機械(整地等)運転技能講習修了証(希望者が有料にて受講)
  • 不整地運搬車運転技能講習修了証(希望者が有料にて受講)
  • 小型移動式クレーン運転技能講習修了証(希望者が有料にて受講)
  • フォークリフト運転技能講習修了証(希望者が有料にて受講)
  • 狩猟免許(わな猟)
エンジニア科1年基礎分野
エンジニア科2年林業コース エンジニア科2年林産業コース