En1年「林業の道具」始まりました。
En1年「林業の道具」始まりました。
「林業の道具」は、エンジニア科1年生が最初に学ぶ技術系科目です。全4日間(1日×4回)の日程のなかで、森林作業に必要な基本的な道具、安全装備、ロープワ等について学びます。
初日は、ヘルメット、チェンソー防護ズボン・ブーツなど安全装備の必要性とそれに求められる性能、ナタ、ノコなど森林作業に使用する刃物類の基礎知識、ハチ、ダニ、ヒル等の危険・不快生物対策等について学びました。
刃物類の学びでは、ナタのスケッチもしてみました。一見、単純な形をしたナタの刃ですが、スケッチのためによく観察すると、刃先と刃元では刃の厚みや角度が違うことなど、様々な特徴を発見することができます。
使いやすく、いろいろ作業に対応できるように様々な工夫が凝らされているのですね。皆のスケッチは、中々の出来栄えでした。
安全装備の学びでは、ラダーを使った木登りを想定し、安全帯を使用してみました。安全帯は、ベルトの取り付けやランヤードの取り付け等それぞれ使い方が決まっており、正しい使い方をして初めて安全が確保されるのです。ただ、装着するだけではなく、作業を想定し体を動かしてみることによって装着感やその必要性も理解できます。
安全に配慮した作業ができる森林技術者になるために、こうした知識、技術を一つ一つ、確実に身に着けていかなくてはなりません。
がんばれ En1年生!!
以上、報告は、担当 伊佐治でした。