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2018年07月13日(金)

8/4「木製品を修理・再生するワークショップ」開催のお知らせ

クリエーター科木工専攻の2年宮崎晋さんが、課題研究の一環として、ワークショップを開催します。

是非参加ご協力をよろしくお願い致します。先着5名・無料です。

課題研究主査 松井 勅尚

大切にすることで、うまれる価値がある

いたんだもの、こわれたものは捨てて新しいものに買いかえるのが当たり前になってしまった今の時代。そんな中にあっても、「これ、修理できたらまだ使えるのになあ」「気に入って、大事に使っててきたのに捨てるのは悲しいなあ」といった思いを普段の生活の中で持ったことはありませんか?でも、いまの時代、こわれたものを修理してくれるところもほとんどなくなり、見つかったとしても多くの費用がかかってしまいます。新しく買ったほうが費用も時間も無駄にしないですむのです。しかし、修理するのが当然であった時代を経験した私は、そのことによって、人が失ってしまったものがあるようにも感じます。すぐにすててしまうには「モッタイナイ」と考え、何度も修理を繰り返しものを使うることが当たり前だった時代は、人とモノとの関係はもっと親密で、家族の一員のようなものだったように思います。
このワークショップでは参加者と日ごろ使っていて痛んだり、こわれて使えなくなった木製品を修理しようと考えています。修理に必要な知識や技術をお伝えすることとともに、いままで自分が使ってきたものに修理を通して時間をかけてかかわっていただくことで、自分が使ってきたものをさらに好きになっていただけたら幸いだと考えています。

クリエーター科木工専攻2年  宮崎 晋

Before

ながく愛用した木の箸。でも、とうとう先のほうが折れてしまった。ちょっと残念だけど、新しいのに買いかえようかなあ?でも残念だなあ。ちょっとまてよ。いい方法がある。

After

箸の先は折れてしまったが、短くなっても十分箸としては使える。両方の長さをそろえ、塗料をはがし、キヌカオイルで仕上げてみた。サンドペーパーをかけてみてはじめてわかる。この箸はヒノキでできていたんだ!

 

「第1回 木製品を修理・再生するワークショップ」

日時   平成30年8月4日(土)   13:30~16:30

内容        いたんだ木製の箸の塗装をはがし、オイルで仕上げます。
                     ※木製の箸であっても、対応できない場合があります。詳しくはご連絡ください。

会場  吉田工房 (旧今井家住宅となり)岐阜県美濃市泉町1880
定員   5名(先着順)
講師   宮崎 晋(岐阜県立森林文化アカデミー 木工専攻 2年生)

申込   下記をそえて、電話かメールにてお申し込みください。
        氏名/住所/電話番号/メールアドレス/年齢
費用   無料

お問合せ先・申し込み先(申し込み締め切り 8月1日)
宮崎晋 080-3868-8591 メール ikazayim1958@gmail.com