美濃市「以安寺山将来像策定プロジェクト」
岐阜県立森林文化アカデミーがある美濃市、その地元との連携協定の中で、地域をどのように活用するかの検討案を学生が作成し、市民に問う。そうした試みをコロキウムという授業の中で実施しました。
美濃市には旧道と国道を分断する以安寺山という山があります。丁度、国道156号線を北上し、左手(西側)に美濃市民病院を臨む交差点から、うだつの上がる街並み群に至るまで、こんもりとした丘上の山があります。
この山の利活用を考えるため、「以安寺山将来像策定プロジェクト」として、最初に学生全員が80案を出し、それをグループに分かれて17案に絞り込んで、美濃市役所職員や学生、教職員が投票しベスト5案を策定。
選ばれた5案を少し手直しして、次に、美濃市長さんや役場の幹部職員さんにプレゼンし、9月中はその5案を美濃市役所、道の駅、美濃市民病院掲示して市民投票を促しました。
それと同時に、美濃市では自治会長さんたちや市議会にも説明してご意見を頂いあた結果、追加で美濃市内の6ヶ所のふれあいセンターで、市民投票をしていただくこととなりました。
本日は美濃市の三か所での掲示による、市民からのご意見や改良案などを市役所から報告して下さり、同時に学生たちの提案に表彰状と記念品が贈られました。
美濃市のプレゼンターは産業振興部長の北村部長さん。
学生の記念品は先日のテレビ放送「いま売れている!ニッポンの21世紀職人」で話題となった市原さんが作られている和紙のソックスです。
5案選ばれた学生たちも、それを支えた学生たちも、美濃市民からの評価にうなづきながら、発表者をたたえました。
発表内容は混成合体チームなので、年齢性別もバラバラ。
さて、あとは10月20日まで実施されるふれあいセンターでの市民投票結果待ちです。楽しみ楽しみ。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。