第5回「キャリアカフェ」が開催されました!
12月5日、2018年最後になる第5回キャリアカフェ(森林文化アカデミー・岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム共催)が行われました。今回は岐阜県内大手の後藤木材より後藤社長と企画開発・山本様をお招きしました。
始めに、後藤木材が今の木材へのアプローチをとることになった歴史や、世間のニーズへの対応を含めたご紹介をしていただきました。
数年前から注目されている木質空間に対し、これを都市部に利用することを考えてきた後藤木材。しかし、変形や不朽、経年劣化と言ったマイナスイメージが拭い切れない現代において、どうしたら木が受け入れられるのか。後藤木材では、そのような性質をプラスに変える工夫をされるだけでなく、木が持つ元々の良さを活かしていくことを大切にされてきたそうです。
また「磨いてほしい力」と題し、5つの項目をお話しいただきました。後藤木材が求める人材としてお話しいただきましたが、どれも私たちが社会に復帰する上で身につけなければならない内容であると感じました。
5つの中でもイノベーションに関して、現在進行形で社内でプログラム活動をされている山本様のお話も伺うことができました。山本様は、自社製品を使用した家具や建具を、顧客の要望に対し、試作的に自らの手で作り上げ、会社に提案をしていらっしゃるそうです。
第2部では、クリエーター科1年生+松井先生の質問の嵐に丁寧にお答えいただくという貴重なお時間を頂きました。
学生も真剣に話を聞く中にも、たびたび笑い声の上がる、終始和やかなキャリアカフェとなりました。午後7時を以て終了とさせていただきましたが、まだまだ聞き足らないと言わんばかりの学生の圧(?)に、後藤社長、山本様にはお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
クリエーター科1年 牧原・伊藤
後藤木材の本社へ事前打ち合わせのため学生に同行しましたが、オフィス空間が素晴らしいのです。特別新しい訳ではないのですが・・・古さと新しさが混在し活気があり、気持ちの良い空間でした。キャリカフェでの後藤社長と企画開発山本さんとの遣り取りを伺い、腑に落ちた感じがしました。それは、常に変化していくことを恐れないしなやかさとでも言いましょうか・・・イノベーションの精神を感じました。
後藤社長、山本さん、遅い時間まで本当にありがとございました。
クリエーター科長 松井 勅尚