2016年10月20日(木)
演習林で林業架線を張りました!
林業架線の授業です。
参加するのは、エンジニア科2年生とクリエーター科1年生です。
集材機を使った現場は少なくなりましたが、ワイヤの扱い、木材の強度、ロープワークなど
いろんな知識や応用動作が必要で、基本の力が試されるとても大事な授業です。
講師は非常勤講師の江崎先生です。池戸先生と杉本がサポートに入りました。
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エンドレスラインを継ぐところです
例年は主索に12mm普通撚りを用いて、実習期間中に2回架設撤収を繰り返していましたが、
今回は、16mmラング撚りを用いて、もう少し本格的な架線を張る事にしました。
今までは主索を固定するのに三徳バイスを使用していましたが、16mmの線になったことで、矢バイスを使用しました。「ヤバイっす」じゃないですよ!
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これが矢バイス。クサビ(矢)を打ち込んで主索を固定します
時間がかかって1回しか架設できないかな〜と思いましたが、みんなの奮闘により、
2回も架設撤収することが出来ました!しかも4日間で2回も張れたのはすごいですね!
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やはり主索を16mmラングにすると安定感があります。伸縮が少ないのであまり線がはねません。
2回の架設のうち、張り上げ方法も少し変えました。
1回目は先にエンドレス索を回して、主索を張りあげる方法
2回目はエンドレス索と主索を同時に張り上げる方法
です。
教科書に載っている方法は1回目の方法ですが、主索を張りあげた後で搬器の取付が困難な場合は、2回目の方法をとります。
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これは2回目のエンドレス索の準備です。なかなか理解するのが難しいですね
今日は運転の実習&ワイヤスプライスです!1年生の時に一度巻き差しは行いましたが、
みんな忘れがち…もう一度勉強です。45分目標に完成するよう、みんな頑張りましょう!