横井教授と長沼副学長が特任教授に就任
岐阜県立森林文化アカデミー初めての特任教授に、本年3月31日を以て岐阜県職員を退職する横井秀一教授と長沼隆副学長に4月1日から就任していただきます。
特任教授に就任する横井秀一教授(右)と長沼隆副学長(左)(中央:涌井学長)
本学では、今年度森林文化に関する専門知識・技術を有するアカデミー教員等を退職後特任教授として任用し、アカデミーの教育及び学術研究の充実を図る制度を設置しました。
横井教授は、試験研究機関や森林文化アカデミーでの豊かな経験を活かして、針葉樹人工林施業における造林・育林技術や森林生態、森林立地等の基礎的な知識から高度な技術まで幅広い分野を担当し、熱意を持って学生の教育に当たられ、多くの森林技術者を育成しています。また、ロッテンブルク林業大学との連携協定の中でハイン教授と近自然的森づくりでの将来木施業プロジェクトを進めており、今後の連携継続に必要な人材です。来年度は、林業専攻の授業を受け持ち、更なる人材育成や連携事業の推進など、本学の教育に寄与することを期待しています。
長沼副学長は、岐阜県林政部の主要な要職を歴任され、令和元年度から森林文化アカデミー副学長として着任しました。本学では、アカデミーの運営責任者として尽力される一方、これまで林野行政で培った豊かな経験を活かし、森林公共政策の授業を担当しています。また、平成20年から2年間高山市に林業課長として出向し、地域における林業行政課題にも積極的に取組み、高山市森林整備計画の策定などに尽力され、地域の森づくりや地域連携に実務で携わってこられました。来年度は、川上から川下まで関わりのある各分野での活躍を志す学生全員に対する地域連携の講師として、本学の教育に寄与することを期待しています。
事務局 井戸