架線で集材したものは・・・
現在、クリエーター科林業専攻1年とエンジニア科2年合同で「林業架線」授業の真っ只中!
「林業架線作業主任者免許規定」に基づいた講習で、学科講習と実技講習がありアカデミーではこの時期に約2か月、集中的に授業が行われます。学科講習で知識を深め、それを元に実技講習を重ね架線技術の習得をしています。
一通り機械集材装置の基礎知識を学び、なんとなく知識が定着してきた我々。全体をより具体的にイメージする為に、ミニチュア模型を使って学内の片隅で架線を張る実習を行いました。
ここで登場したのが、学校の実習室の片隅にひっそりとたたずんでいたエメラルドグリーンの謎の機械。以前から「なんだこりゃ」と思っていましたが、やっと正体がわかりました!!
・・・模型用の集材機!(電動)
その横にあった謎の木箱には、模型の滑車や搬器が収められていました。どれもこれも手のひらサイズでかわいい!一気にみんな童心に帰ります。
屋外に出てせっせとセッティング。学科の授業ではみんな難しい顔をしていますが、やっぱり外だとイキイキしています。今回はエンドレスタイラー式です。
「リフは?」「エンドレスどう回す?」「ガイドブロックの向きこっちでいい?」
みんなで声を掛け合い、先生に確認して索を張っていきます。
こんなかわいいヒールブロックもあります。
もちろん!ちゃんとテンションもかかります。
さあ!みんなで動かします。
無事に材を谷に丁寧に運び、完成!!
(今回は学生室にあったナスを代用。そのあとおいしくいただきました。)
全員、運転の体験をしてポイントの整理。座学で学ぶことはもちろんですが、こうして実際に動かしてみるとぐっとイメージが定着し楽しい学びになりました。
いよいよ来月からは、実技講習が始まります。きっとこの経験は現場で生きるはずです。・・・が!!その前に筆記試験・・・。まずはこれに合格しなければなりません。ラストスパートをかけて、全員で頑張ります。
クリエーター科 林業専攻1年 佐藤真希子