林業・林産業体験実習(枝打ち編)
クリエーター科1年生共通授業
【林業・林産業体験実習】
今回は「枝打ち」がテーマの1日です
枝打ちの手法だけでなく、枝打ちを行う事で起こる影響や
季節(芽吹きの季節と紅葉の時期が目安)や太さなど、どのタイミングで枝打ちを実施する必要があるのか?を共有した後
5m程度に育ったヒノキの枝打ち(すそ払い)を実施しました
2年前にアカデミーの先輩たちが行った枝打ちの跡を見ると、節の巻き込み具合を確認することもできました。枝を落とした大きさと、巻き込みのスピードを見ることで
最低限の大きさで枝打ちする必要性を確認できました。しかしながら、遠慮しすぎて高い位置で枝を落としてしまうと「死節」を作ってしまう要因にも繋がる為、非常に難しいポイント。
林業専攻の学生だけでなく、環境教育・建築・木工の学生が、自分たちの領域で関わる素材や部材・空間が、どの様な流れを経て生産されているのか。それらを知る為にとっても有意義な時間になったようです。「何より楽しかった」という率直な感想も多く聞く事ができました。川上から川下までをつなぐアカデミーの学生として、それぞれの専攻にどのような形で持ち帰るのかこうご期待です。
報告:新津