専門技術者研修「これからの木造建築構造を考える」
木造建築の新しいかたち(その194)木質構造に関する住育の取り組み
実務者のスキルアップをする住育:専門技術者研修「これからの木造建築構造を考える」を開催しました。
これは、木造建築構造の現状について情報共有し、これからの木造建築構造のあり方について考えることを目的とする研修です。前半は「木造建築や木材に関わるトピック」に関する御講演をいただき、後半はこれからの木造建築に関して参加者皆さんとともに議論する内容となっています。
午前の部 9:30~12:30、午後の部 13:30~16:30として研修を実施しています。
今年度の第3回、第4回は「木造住宅の壁量計算ルートと岐阜県産ヒノキ横架材デジタルスパン表」について開催しました。福本 満夫 氏(福-木構造設計 代表)をお招きし、デジタルスパン用、壁量計算について演習を行いました。
まずは、「デジタルスパン表 横架材断面検討事例」として、デジタルスパン表の概要説明と利用演習を実施しました。
次に、「木造建築の仕様規定について」として、壁量計算の前提条件等の概要説明と演習を実施しました。
次回以降は、
・木材・木質材料の土木利用の現状と課題
・木材の特性と木質構造物の耐久性
などを予定しています。御興味があれば、是非御参加ください。
教授 小原 勝彦