タイトル:自力建設「基礎をつくる」初日を迎えました
自力建設の授業「基礎をつくる」の第一回目の授業がありました。
まずは今回どんな範囲で基礎をつくるのか、みんなに説明しながら、情報を共有します。
伝えることの難しさと、言葉にすることで自分が理解できていなかった部分を痛感します。
打ち合わせを行った後、実際の現場である森の情報センター駐車場に向かいます。現場を確認した後、翌日の地鎮祭準備のため、竹を取りに行くことにしました。
戻ってきて、縄張りという基礎をつくる部分に縄をはる作業をします。はつり機で、建設場所の足元であるアスファルトに穴を開けていき、竹をセットします。
その後はひたすらアスファルトの除去作業を行いました。コツは、はつり機でアスファルトを浮かせたところに、手を入れたりつるはしを入れたりして、てこの原理を使ってめくっていくことです。
施主さんであるナバさん自らも一緒に作業!こんなに大きく取れました。
しかし炎天下での作業に、メンバーの疲労が徐々に溜まっていきます…。みるみる作業速度が落ちていきます。一方そのころオープンラボでは、同じく自力建設用の材料を、エンジニア科1年生の学生さんが製材してくれていました。助けを請いに伺ったところ、強力な助っ人として、数人のみんなが駆けつけてくれました。
さすがは元気さと人数!人海戦術で先ほどより何倍もの速度でどんどん除去していけます。
これまでCADを使ったりして机上で学んできた内容が、実際に動きを伴って工事が始まったことで、実感が湧いていきます。また、多くの人が関わって作られていくことにも感慨深さを感じます。暑さに負けずに、学びながら冷静にがんばっていきたいと思いました。
報告:八代麻衣(クリエーター科1年)