『森林植物同定実習2』試験しました。
皆さん、JIRIです。
本日、エンジニア科2年生の『森林植物同定実習2』の試験を実施しました。会場は森の工房です。
午前中は森林文化アカデミーの演習林や森の工房と森林研究所周辺に植栽されている樹木で、これまで3回の授業の復習をしました。それを工房に持ち帰って、グループ毎に復習してもらいました。
カエデを例に説明すると、ウリハダカエデ、ウリカエデ、コハウチワカエデ、ハウチワカエデくらいは何とか分かりますが、オオモミジで少し迷って、更にはメグスリノキ、ヒトツバカエデ、チドリノキになると更に迷う。
有用広葉樹であるミズメやイタヤカエデ、ハリギリも見分けましたが、針葉樹では「木曽の五木」をはじめ、カヤやハイイヌガヤも見分けました。
最後は55種の森林植物の同定に挑戦。
図鑑を見ることなく、次々に回答し、100点満点がなんと5人、学生の9割が80点以上と高得点だったのです。
さて、この森林植物同定技術をもってすれば、林業の現場でも頼もしい現場技術者として活躍できると思います。みんな、頑張ってください。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。