「アウトドア・チーム ビルディング 」人と森と川に包まれサイコーでした!
おかげさまで今年も森林文化アカデミーのクリエーター科には、全国からたくさんの新入生が入学しました。20代から60代まで、様々なバックグラウンドを持った学生たちが、林業、木造建築、木工、森林環境教育の分野に分かれ学びはじめました。
「森と人をつなぐ人」のはじまりです。
そんな2年間の学びをしっかりと支えるために、森林文化アカデミーでは「アウトドアチームビルディング」というちょっと変わった授業があります。
基礎(土台)が固まらないうちに家を建てると倒れてしまうのと同じで、緊張や不安や孤独を感じながら、いきなり学びを始めるのではなく、全国から集いこれから2年間同じ学び舎で学ぶことになる仲間たちのことを知り、そして自分自身のことにも気づくことでしっかりと自分の心の土台を整えることがまず大切です。
人という環境を知るのも大切ですが、豊かな森と清流長良川に囲まれた美濃で学ぶのですから、まずはその自然環境にしっかりと包まれる体験も必要です。
そこで今年も
① 人と自分に気づく 「チームビルディングのプログラム体験」
② 木に抱かれる・挑戦する 「ツリークライミング基礎体験」
③ 川に抱かれる・挑戦する 「長良川ラフティング体験」
を1泊2日で実施しました。
コミュニケーションとしっかりと取り合いながら課題をクリアしたり、アイデアを出し合ったり、笑いあったり、真剣に木に向き合ったり、水の中ではしゃいだり、助けあったり、そして挑戦したり。。。
何故だかみんな「子ども」みたいな顔をし続けていた2日間でした。最初に緊張気味だった学生たちでしたが、互いの年齢差も関係なく、子どものようになって共通の体験をした2日間の帰りには、すっかりと「同志」になる準備ができたようでした。
こうして、人と人、人と自然が緩やかに溶け合い、笑い合い、語り合い、そして時には挑戦し、自分自身に気づいていくことで、これから始まる2年間の「旅(ジャーニー)」の土台が築けたのではないでしょうか。
みなさん、またいつか一緒に川をくだりましょうね。
最後になりましたが、毎年無理言って活動協力していただいてる 「ツリークライミングジャパン」のコンちゃんこと近藤伸二さん、アズちゃんこと下西あづささん、そして「アウトドアサポートシステムズ(ODSS)」の北川健司さん、臼井健吾さんはじめガイドの皆さん、そしてmorinosのジリさん、本当にありがとうございました。そして引き続きアカデミーを応援して下さいね。
さあ、いよいよはじまりです。
なんちゃって先生
萩原ナバ裕作