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2024年08月23日(金)

【木工教育機関 3校合同PJ】④本製作!

③からつづく。

森林文化アカデミー・森林たくみ塾(高山市・民営)、飛騨職人学舎(同)の3校で実践している合同プロジェクト。
一枚板などのテーブル天板に合う脚をデザインするという課題です。
6月22日にデザイン案の中間報告をした後、3つのチームがそれぞれ図面や治具(加工のための補助具)の製作に入りました。

そして7月15日と7月27日の2日間、高山市の森林たくみ塾に集合して、いよいよ本製作を開始。3校のスケジュールを合わせるため、土曜日や日曜日の開催となり、教員も学生も大変です。

学生たちはたくみ塾の工房を使わせてもらい、3校の教員たちがサポートするのですが、柔軟な体制で運営させてもらえてたくみ塾には感謝です。

アカデミーとたくみ塾の学生を指導する、たくみ塾製作部長の平野良尚さん

アカデミーとたくみ塾の学生を指導する、たくみ塾製作部長の平野良尚さん

たくみ塾の学生を指導する、飛騨職人学舎長の玉田義卓さん

たくみ塾の学生を指導する、飛騨職人学舎長の玉田義卓さん

 

ふだんの実習では使わない素材で、やったことのない変わった加工も体験するのは、プロジェクトだからこそ。

半割丸太を加工する

こちらのチームも、小径の丸太を使うようです。

脚を天板に取り付ける

加工が終わると塗装に入るチームも。

部材の塗装

夜遅くまで加工に取り組んだチームもありました。

夜遅くまで加工

7月27日は森林文化アカデミー組は高山に泊まり、翌28日がプレゼン・審査です。さあ、1位を獲得するのはどのチームか。

つづきは⑤へ。

久津輪 雅(木工・教授)