中国江西省研修員:中国江西省の林業の現状について
岐阜県と中国江西省は友好県省提携(1988年6月21日 協定書を締結、今年で35年目)を結んでおります。林業分野では、2018年11月には、「林業分野での交流促進に関する覚書」(林政部-江西省林業局)を締結し、同年 江西省の保育園にて木育教室なども実施されています。 本年8月より森林文化アカデミーにて中国江西省より研修員の受け入れを行っています。(以前にも研修生の受け入れを行いました。)
アカデミーに来校して1か月を経て、アカデミー学生向けとして中国江西省研修員(陳さん)に、中国江西省の林業の現状について(逐次通訳にて)御講演いただきました。中国江西省には日本のスギやヒノキの他、モミ、マツ、ヨーチャ(油茶)などの森林があるということでした。また、非常に大きな森林面積を有しており、その管理などについてもお話しいただきました。質疑応答も予定時間を過ぎて行われまして、学生も興味を持ったようでした。
お隣の国ではありますが、日本とは多くの点で異なるシステムで動いていることがよく分かりました。日本国内でも同様ですが、当該地域をよく知ることは仕事にとっても、生活にとっても、非常に重要であることを改めて感じることができました。
教授 小原 勝彦