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2023年08月16日(水)

塗装のお時間です(自力建設2022「丁稚基地」)

塗装のお時間です。

今回は土台部分と外壁の大壁をオスモカラーで塗っていきました。

そのオスモカラーを塗るにあたり、オスモ&エーデル株式会社様にアカデミーへ来ていただきエンジニア科も含めて塗り方の指導をしていただきました。

まずは、オスモカラー塗料の特徴について。

オスモカラーの塗料は本校舎の外壁や床に使用されている塗料です。
原料に自然由来のものしか使用していないため人体に有害な物質が含まれていないということを聞いて、みんなの口が「お〜」という形になっていました。

一般的な塗料と比べると、主剤の量が多く入っており、使用前の撹拌が重要な手順となります。
主剤が多く入っている事で塗り広げやすく、初めて塗る方でもムラなく塗ることが出来、少ない量で広い面を塗ることができます。

注意点として、気温が5℃以上でないと硬化しないので施工時の環境温度に気をつけて施工します。

今回、刷毛は2種類用意していただきました。

1つは、ホームセンターなどでよく見る一般的な刷毛です。こちらは細かいところを塗るのに向いている他、塗るのを時間かけて楽しみたい人向けなのだとか…

一般的な刷毛

2つ目はコテバケと呼ばれるもので、短時間で広範囲を塗るのに向いているので広い面を塗る作業時にオススメの刷毛だそうです。

コテバケ

塗り方指導では、板材で練習を行い土台部分をウッドステインプロテクターのエボニーを実際に塗りました。

土台だけでも丁寧に塗っていくと、あっという間に時間が経っており3時間が経過していました。

建て方の時は皆険しい顔をしながら作業をしていましたが、その時とは打って変わり、ほのぼのとした雰囲気で土台以外の場所を塗らないように慎重に且つ楽しく塗装をしていました。

2度塗りをする事で、より劣化耐性や仕上がりの綺麗さも1度塗りと比べて段違いなのだと教えてもらい2度塗りを行いました。

メンテナンスは2度塗りの場合で、2〜3年後に塗ると長持ちするそうです。

後日、外壁の塗装も行いました。詳しくは、外壁編投稿をお楽しみに!!

今回は塗り方の指導をしていただきましたオスモ&エーデル株式会社様にこの場を借りて、改めて御礼申し上げます。

クリエーター科 木造建築専攻 中川弥紗・坂本一哲