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2024年06月24日(月)

【手計算で挑戦!】 木造の許容応力度計算

実務者のスキルアップ:専門技術者研修「木造建築の許容応力度計算演習」を開催しました。この一連の研修は全5回となっていて、モデルプランに基づいて構造計算をひととおり実施する研修となっています。

研修の様子

第2回は『偏心率について』を研修しました。耐力壁量・偏心率と建物被災度の関係性、側端充足率と偏心率の関係性など研修をしました。また偏心率、ねじり補正係数について、手計算をおこないました。

研修の様子

また、『水平構面の設計』について研修しました。水平構面は仕様規定では特に検討されないため耐力壁より軽視されがちな構造要素かと思います。例えば、建物を90度コロンと転がすと水平構面は耐力壁の位置に、耐力壁は水平構面の位置になるため、耐力壁と同様に重要な水平構面であると分かるのではないでしょうか。木造住宅を設計する通常の仕様規定の簡易構造検討では検討しない「水平構面の許容せん断耐力の算定」について、演習を手計算によりおこないました。

研修の様子

教授  小原 勝彦