2025年03月25日(火)
【参加報告】日本木材学会に参加しました
木造建築専攻・講師の石原です。
先日、仙台市で開催された「第75回日本木材学会年次大会」に参加し、
口頭発表(「欧州規格に則して積層した構造用集成材においてラミナの含水率が乾燥割れに及ぼす影響」)を行ってきました。
(私は参加していないのですが)今回の学会は会期前の3日間、国際学会(ISWST、International Symposium on Wood Science and Thechnology)も開催されていました。
大会中、ISWSTの優秀発表者の表彰も行われ、岐阜県生活研究所の山口穂高専門研究員も表彰されていました。
会場にて、森林文化アカデミーの前教員(北海道立総合研究機構・林産試験場の上田氏)と会いました。
しっかりポスター発表していました。
上田氏と記念撮影。
学会で研究・教育関係の多くの方々と情報交換を行ってきました。
ここでの知見が、来年度からの授業に少しでも役立てれれば・・・と思う次第です。
会場(仙台国際センター)の裏手には「青葉山公園仙臺緑彩館」があり、ついでに見学をしてきました。
鉄骨造ではありますが、構造材をカラマツ集成材で被覆しているほか、スギCLTを耐力壁として使用しています。
・・・ちなみに。宮城県内の人工林面積の7割超はスギです(材積だと8割超)。
私は重度のスギ花粉アレルギーなので、みちのくのスギ花粉を浴びた後、ぐたっりと寝込んでしまいました・・・。
講師 石原 亘