製材について研究発表を行いました!@日本木材学会大会
木造建築専攻・林産業コース教員の上田です。
3月13~15日に京都大学にて開催されました第74回日本木材学会大会にて、ポスターでの研究発表を行いました。
研究に参加した教員1名、学生3名(クリエーター科建築専攻・エンジニア科林産業コース)と連名での発表です。
(上田麟太郎、小原勝彦、杉山達彦、金山陽佑、坂井梨奈:帯鋸製材における縦反り挙動の計測. 第74回日本木材学会大会要旨集, F14-P-01. (2024))
丸太の製材の際に生じる縦反りに注目し、縦反りが生じるようすを実際に計測して、製材作業の精度向上について考察した研究になります。
発表内容については、他県の研究所・大学の方から「勉強になった」「面白い」などご意見を頂くことができました。
今回の研究成果を今後の製材作業にも早速活かして頂けそうです。大変実りある研究報告となりました。
ポスター発表の会場となった京都大学・百周年時計台記念館です。
周囲には近代建築が並び、魅力あふれるキャンパスに圧倒されました。
学会は、木材にかかわる最先端に触れられる絶好の機会です。
最近の研究動向だけでなく、木材をとりまく最新の社会的課題や状況や「旬なネタ」について知り、そして共有するために欠かせないイベントです。
今回の木材学会大会には、建築専攻から学生2名が聴講で参加しています。
初参加にもかかわらず臆することもなく、国内の研究者との間で活発に意見交換を行う様子も会場で見られました。
誘って良かったなあと実感しつつ、向学心の高さをひしひしと感じました。
はるばる京都まで足を運ぶ行動力も含めて、学生の今後にますます期待が高まります。
助教 上田 麟太郎