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2024年01月09日(火)

高知林大 合同設計ワークショップ(前編:ヒアリング&実測)

12月15日の午後4時ごろ、私たちは、合同WSの実践地となる梼原町に到着しました。

ここでは、梼原町にある空き家の調査をして、改修設計案のプレゼンを行いました。

実際に調査、改修設計をした空き家

最初に、改修プランを考えるために、梼原町の職員にヒアリングを行いました。
予算の話や周辺環境の話、改修を通してどんな町にしたいかなど、設計を考えるうえで大事な様々なことを話してくれました。

 また、話してくれたこと以外にも、「事業としての活用は考えているのか」「外観の見た目の統一感は重視するのか」などを学生から質問し、より良い提案ができるようにヒアリングの質を高めていきました。

ヒアリングの様子

私は、改修設計を考えるのは初めてなので、どのようなことを聞けばわかりませんでした。
なので、先輩や高知林大の学生の質問を聞いて、ヒアリングで何を聞いたら設計に役に立つか、とても勉強になりました。

ヒアリングが終わった次の日、私たちは空き家の実測を行いました。
改修設計を考えるには、その家の図面が必要だからです。

1Fと2Fの平面図、東西南北の立面図、高さを表す矩計図、屋根がどうなっているのかを表す小屋伏図など、様々な種類の図面が必要なのですが、時間の都合上、午前中に終わらせなければなりませんでした。
なので、それぞれ書く図面を分担して協力しながら、スピーディーかつ正確に図面を作っていきました。

ちなみに私は、南立面図を担当しました。
まだ実測作業に慣れていなかったので、正確な窓の位置や大きさを、図面に縮尺をそろえて書き出すのに苦労しました。

実測の様子

途中、雨が降ってきて、屋外で図面を書くことが難しくなったりはしましたが、実測は無事完了して、合計で19枚の立派な図面が出来上がりました。

完成した図面の一つ

これから、この出来上がった図面と、ヒアリングで調査したことを踏まえて、2日後の18日に改修プランを考えて発表しなければなりません。学生一同、気合が入ります。

木造建築専攻1年 山下輝