【授業報告】木造建築入門~建築模型の製作~を行いました
エンジニア科の授業「木造建築入門」にて、建築模型の製作を体験してもらいました。
まずは、今回のお題である自力建設「里山獣肉学舎」を見学します。
ここで、木造建築の概要をしっかりと把握してもらいます。
「里山獣肉学舎」の見学後、松井先生から、模型製作の方法・図面の見方、道具の使用法をレクチャーしてもらいます。
レクチャーが終われば、作業開始です!
2~3人のチームで、1棟の建築模型の製作に取り掛かります。
初めて見る図面も、段々と読み解けるようになってきました。
製材と組み立て(建て方)を分業するチームも。
皆さん、集中して取り組んでいます。
模型作りの合間に簡単な座学も行いました。
エンジニア科では林業コースを志望する学生さんが多いのですが、
木造建築(在来軸組工法)における構造材の部材名称は覚えておいて欲しい知識です。
どのような丸太・製材が、建築においてどのような場所に使われるのか・・・
しっかりとイメージできる林業家になってくれればと思います。
(おそらく)初めての建築模型の製作体験なのですが、限られた時間の中で、皆さん工夫して、上手に作れたと思います。
完成チーム順に、作った模型と一緒に記念撮影しました(以下)。
皆さん、お疲れ様でした。
余談ですが、この授業中に全国の林業大学校関係者の視察があり、
「ぜひうちの学校でもやってみたい授業」との声も頂きました。
「木造建築」の重要さと楽しさに触れることができるように、よりよい授業を目指していきたいと思います。
講師 石原 亘
(准教授 松井 匠)