代表設計者兼棟梁が決定!(自力建設2024)
先日行われたコンペ後に76名からの投票が集まり、今年度自力建設の代表設計者兼棟梁が決定しました。
銭鼎琨さんです。
銭さんはデータに基づいたパッシブデザインの温熱設計と、実現できそうな形状に加え、
庫内環境をWEB上でリアルタイム中継するという情報公益性の高い提案でした。
発表の後は、コメントシートの読み合わせです。
この量!全員の案にびっしり書いてくれています。
わたしの実体験から言うと、美大の講評でも、設計実務でもこんなに多くの人のコメントをもらえることはないので、一生に一度のことでは?
林産業コースの提案もプレゼンしてもらいました。投票先には含まれませんでしたが、同時に設計をスタートして敷地模型と軸組模型をつくりました。「乾木部屋」という極限までシンプルな案で、今後のヒントになるかも。
全員の案も、振り返ってみんなで講評し合います。
良いところは、基本設計に活かしたいですね。
ここからはチームワークです。銭さん持ち前の真摯さで、良いチームをつくってもらいたいと思います。
木造建築教員:松井匠