自力建設 台風後の見回りとウッドデザイン賞プレート
週末の台風18号。岐阜も暴風雨に見舞われました。
また、昨年「山からつながる自力建設の教育プログラム」で受賞したウッドデザイン賞2016のプレートがようやく出来上がっていたので、設置と点検を兼ねてすべての自力建設の見回りを行いました。
まずは、1期生の「森の中の四寸傘」朝日を浴びて浮かび上がっています。特に台風の被害もなく、自然に佇んでいます。竣工後16年。まだまだ現役です。
ですが屋根が複雑なため、以前から雨の際にじわじわ進行している雨漏りがあり、今年度の「木造建築のメンテナンス」の授業で対策を検討し補修を行う予定です。
早速、点検完了を兼ねて、ウッドデザイン賞2016のプレートを貼り付けます。
次に向かったのが、同じく演習林内の避難小屋「Soma’s Hut」。
比較的新しく、ガラスなどの壊れやすいものがないので、全く無傷。
木々の中で木漏れ日を浴びて、きれいな景色でした。
続いて、学内ゾーンへ。
今年竣工の屋外厨房「Oasis」や、「森のインターチェンジ」、「風の円居」、「桂の湯殿」など、これまでの自力建設16棟を見て回りました。
※自力建設についてはこちらのページをご覧ください。
さすがに木質構造の小原さんのもと、台風に備えての風圧力にもゆとりをもって計画しているだけあって台風の被害は特になしでした。
准教授 辻充孝