What a smoky day! エンジニア科2年「木質資源の様々な利用」ドラム缶窯製炭(その2)
4回シリーズ「木質資源の様々な利用」最終日、今日のメニューは、ドラム缶窯の窯だしと、ログテーブル、ログベンチづくりです。
4日目ともなると、テーブル作り、ベンチ作り、たき火の管理など黙っていても役割が自然に分担され、よく動いてくれます。
作業が一段落したところで、ドラム缶窯を開けてみます。どちらの窯も、じっくり時間をかけており、最終煙温度も400°を超えていましたので、収量は若干少なめでしたが質の良い炭ができていました。ちょうど、お昼休みも近づいたので、お約束の焼き物の準備も開始します。
今回のお楽しみは、サンマ炭火焼の予定でしたが、急遽、学生さんが地元で獲った天然アユを大量に差し入れてくれ、メニューが、天然アユ炭火焼へと一気にグレードアップしてしまいました。竹串も、炭材の残りで自作し、思い思いに炭火焼きを楽しみ、黙々と食いました。
午後も、引き続き、ログテーブル・ベンチ作りを行いました。終了時間も近づくと、作品の完成度も上がってきます。
それぞれ得意とする作業を見つけ、作業を繰り返す中で、相当腕前を上げた学生も見受けられました。また、ログワーク中の彼らのチェンソーの取り扱いを見ていて、基本動作、安全操作がしっかり身についていることもわかり、頼もしい限りです。ベースがしっかりしていれば応用もききますね。
最後に作品を並べて品評会をし、記念撮影をして授業を終了。4日間を無事に終えることができ何よりです。
以上報告は、担当の伊佐治でした。