5年間、お世話になりました。アカデミーありがとう!
木工教員の和田です。
本日3月31日をもって、森林文化アカデミーを退職することになりました。
私が在職中、本当にさまざまな経験をさせていただきました。
アベマキ学校机プロジェクトはずっと続いていってほしい
その中でも、美濃加茂市と始めたアベマキ学校机プロジェクトは私のアカデミー生活の中で大きな部分を占めており、ウッドデザイン賞優秀賞(林野庁長官賞)を受賞するという副産物まで生みましたが、現在3巡目が回りはじめ、今年の4月にはアベマキの学校机で学ぶ子どもたちが2学年になるというところが非常にうれしいです。これからも小学校の伝統として続いていってほしいと願います。
学生・先生たちとの触れ合いが宝物です。
それ以上に、やはり日々の学生とのやり取り、他分野の先生たちとのやり取りの中から学ばせていただいたことは非常に大きいと感じています。自分にはない専門性、感性、そういったモノに触れるたびに大きな刺激を受けていました。とくに学生にはそれまでの経験から蓄積された独特の考え方・感性があり、ほんとに毎日が新しい発見の連続でした。学生の皆さん、卒業生のみなさん、本当にありがとうございました。
最後の最後まで制作に追われました。
至らないところもあり、最後の最後まで仕事・制作に追われ、退職前日に最後の作品である千鳥格子のコーナーテーブルを県庁に納めるというありさま。この作品を含め、いつもギリギリでした。千鳥格子のコーナーテーブルについては、川尻副学長がまとめてくださっていますので、ぜひご覧ください。
上の写真は組み上げ途中の千鳥格子です。
こちらが完成品
感謝のペンづくりワークショップ
そんな制作に追われながらも、最後に感謝の奉仕として教職員向けにペンづくりワークショップも開催しました。
副学長から教員の皆さんから森林研究所の方まで参加していただけました。ペンって意外と簡単にできるんだってことを体験していただけたと思います。大切に使ってくださいね!
これからは
さて、和田は4月以降、岐阜市で市民工房を立ち上げます。
以前、教員リレーエッセイで今の思い・考えを全部出しました。あの中で書いたことを、今後展開していきたいと思っています。
これから入学されるみなさんへ
岐阜県立森林文化アカデミーは本当に素晴らしい学び舎です。いろんな可能性がみえてきます。それ故に自身の進路に大きく悩むこともあるかと思います。そんな時は、教員の皆さん、学生の皆さんと大いに語り合ってください。同じ方向性を向いて入学してきた学生たちは心強い味方ですし、教員の皆さんは全力で皆さんの夢を応援してくれます。
本当にありがとうございました!
5年間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。
和田