コンソーシアム海外連携事業・企業ミーティング(その1)
ドイツ・BERRY PLASTICS社と連携して、同社の獣害防止用資材「商品名:Tubex」(以下、「欧州製ツリーシェルター」という)の実証実験を昨年10月から、岐阜県内の本巣市と山県市の2箇所で行っています。
今回、実証実験の経過報告を行うため、ドイツへ渡航し、3月14日(火)ロッテンブルク林業大学において、同社とミーティングを行いました。
BERRY PLASTICS社担当のMartin Sattlerさんからは、「苗木の生育状況」や「一部破損した欧州製ツリーシェルター資材の状況」などについて多くの質問があり、「この実証実験の結果は、我々にとっても非常に有用であり製品改良にフィードバックしたい。引き続きの経過観察を是非お願いしたい。」とのコメントがありました。
同席されたロッテンブルク林業大学のHein教授からも「大変わかりやすい内容であり、今後の報告を期待したい。」との評価をいただき、参加者にとっても非常に有意義な報告会となりました。
なお、一部破損した欧州製ツリーシェルターの現場状況を実際に見てみたいとのことで、今年7月頃を目途にMartin Sattlerさんが再来日する方向で調整することとなりました。
また、これまで国内で使用されているツリーシェルターには、夏場の湿度で苗木が蒸れ枯れする課題があることから、実証実験している欧州製ツリーシェルターに、今後どの様な影響があるのかも併せて経過観察したいと考えています。
欧州製ツリーシェルターの内容や実証実験の施工状況については、次のページを参照ください。
・【「保育の合理化WG・欧州製獣害防止用資材キックオフセミナー」の開催!!】