わな猟免許対策勉強会を実施。その成果は・・・
~健全な森林を育成するために~
わな猟免許の取得を目指す学生に対して 勉強会を開催しました
獣害対策として柵やネット等の防除が地域によっては必須な時代になってきました。ところが、防除した獣は他の場所で影響を引き起こしてしまう恐れがあります。これは農地だけの話ではなく、森林も同じことです。そこで防除だけでなく、積極的な捕獲(適正頭数への管理)を見据えた対策が山村地域では求められてくるのではないかと考えます。
野生動物(ここでは狩猟鳥獣)は誰でも捕獲して良いわけではなく、猟具を使って捕獲・仕留める為には【狩猟免許】と【狩猟者登録】が必要になってきます。
【狩猟免許】の受験資格は「銃猟」では20歳からですが、「わな猟・網猟」であれば18歳から受験資格があります。
日本の日常生活では「鉄砲」はもちろんのこと「わな」に触れることは稀です。
ところが、試験には知識問題だけでなく、実技もあることから事前の講習会等で実物に触れて扱いを学んでいないと、取り扱いができないという事で不合格になることもあります。※鉄砲は有資格者しか扱えない為、模擬銃での練習になります。
そこで、今年も狩猟に関心のある学生が複数いたことから
授業後の時間を使って座学・実技の事前勉強会を開催しました。
狩猟免許のテキスト『狩猟読本』の内容を中心に、法令・取り扱い・狩猟鳥獣について等の知識問題と実技の練習を2日間にわたり実施。
その結果、8月にアカデミーを会場に実施した【わな猟試験】には、学生4名が受験し
4名とも無事合格することが出来ました!9月以降に受験を予定している皆さんも頑張って!
試験は今後も
わな猟:9月、11月
銃 猟:10月、12月 に試験があります。詳しくは以下のリンクから確認ください
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/17280.html
勉強会を開催するにあたりご協力いただきました
岐阜県環境企画課のみなさま
ありがとうございました
報告:新津