H30年度 中部森林技術交流発表会でエンジニア科2年の木下君が発表
1月29日から30日にかけて,長野市の中部森林管理局で開催された平成30年度 中部森林技術交流発表会で,エンジニア科2年生 林業コースの木下正基君が「苗木生産現場での作業体験と業者への聞き取り調査に基づく、苗木生産の事業化のシミュレーション」というタイトルで発表を行いました。
木下君の発表の概要は,苗木生産の現場での作業体験と業者による聞き取り調査から,苗木生産の現状を把握し,これらの基礎情報に基づいて苗木生産を新規で始めるための見積もりを計算し,事業化を目的としたシュミレーションを行う。というものです。木下君は1年生の頃から苗木生産に興味を持ち,この一年,様々な苗木生産現場でインターンシップを重ねてきました。そして,今春から,苗木生産に関わる仕事に就きます。彼の発表は,まさに,この一年を通して勉強してきたことの集大成と言えます。木下君,お疲れ様でした。まだあと発表集原稿作成が残っていますので,もう少し頑張りましょう。
今回の発表会では,本学支援センターの和田技術主査や,2年前にエンジニア科を卒業し,信州大学へ3年次編入した原田君も参加・発表していました。また,その他にも中部地方で活躍しているエンジニア科卒業生らも聴講に訪れていました。中部の国有林・民有林の関係者が一同に集うこの発表会は,今後,この地域で森林・林業に関わる仕事をしていく人にとって,知識を収集する場であることに加え,人脈を広げる大きなチャンスとなります。来年度も本学から発表者を送り出したいと思いますので,1年生の人は,それも視野に入れて2年生の勉学を頑張ってもらいたいと思います。
教員:玉木