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2016年08月18日(木)

「自然と人がつながる田舎暮らし」~里山ビジネスカフェみの2016(第1回)

一般社団法人インクと森林文化アカデミー・森と木のオープンカレッジの共催で「里山ビジネスカフェみの」2016がスタートしました。会場はインクが事務所を置くことになった、美濃市うだつの町並みの「美濃のいえ」です。
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第1回は8月4日(木)パーマカルチャー中部の庄司正明さんを講師にお迎えして「自然と人がつながる田舎暮らし」という話題でした。持続可能な暮らしをデザインする総合的デザイン体系であるパーマカルチャーは、オーストラリアから日本に紹介されて20年が経つ中で、農業や建築だけでなく、日本の里山文化や精神文化、民主的なコミュニケーション技術や先端的なエコ技術も採り入れて進化しています。
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講師の庄司さんの生き方・働き方が、まさにその典型例かもしれません。東京でシステムエンジニア(SE)としてバリバリ働き、週末は趣味のアウトドアを楽しんでいました。でもある時…そこには環境や教育はあっても、生活が無いという疑問を感じ、日本の里山環境に関心を持ち始めます。でもそれが仕事になるだろか? そんな時に出会ったのが、自然学校という仕事とパーマカルチャーの技術でした。
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それからSEを辞め、岐阜県に移住し、関市洞戸の自宅(古民家)で実践する暮らしのデザインの傍ら、「手前味噌づくりキャンプ」「手作り醤油キャンプ(浜松)編)」などのイベントも開催して好評です。さらにフォレストガーデンというスタイルを採り入れた庭師の仕事を始め、夏は子ども自然体験キャンプの仕事をするなどして年間の仕事サイクルを組み立てています。
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カフェに集まった10人も、いわば同じような時代の趨勢を感じ、将来的に目ざす暮らし・仕事のスタイルが、まさに庄司さんが実践している姿に近いとあって、熱心に質問し、終了後も2~3人ずつ車座になって話をするなど、お互いに良い刺激や繋がりができたようです。これこそ里山系ビジネスカフェの醍醐味ですね!次回は9月に開催予定です。お楽しみに。
★庄司さんの活動を詳しく知りたい方は→  パーマカルチャー中部
 
担当 嵯峨創平(揖斐川町駐在)