木材の川上から川下を体験~林業・製材体験実習~
4月から開講しているクリエーター科の共通実習
初回は学内に植林
2回目の今回は「製材」を体験しました
講師は木材利用が専門の吉野先生
製材する材は学内の演習林で数日前に先輩たちが伐倒したヒノキ材です
製材を始める前に材の重さを体感
人力で持ち上げるには・・・。ちと大変
樹種にもよりますが、木材の重さは生木であれば多くが水分
実際に製材機の扱いを教えてもらいながら
今後学生が手掛ける『自力建設』に必要な柱材を製材していきます
通直な丸太だけでなく山でも製材所でも邪魔者扱いされてしまうような
個性的な材も試しに製材してみます
※普段は見れない製材に学生も喰い気味
多くの木材関係者が欠点とレッテルを貼ってしまう部分も、視点を変えて見ることで
「可愛い」「いいじゃん!」「何かに使えないかな」そんな前向きな声が多く聞こえました
山で木材を生産する立場・加工し利用する立場の人々が
様々な付加価値に気づいたとき森は更に元気になるのではないでしょうか
以上
報告:新津裕