野外活動の必須スキルを学ぶ「アウトドア活動の基礎」
森林文化アカデミーでは夏・冬に地域の子どもを対象としたキャンプが開催されます
アカデミーの学生はカウンセラーとして参加者と接していくわけですが、現場で様々な準備やアクシデントに対応する必要があります。
雨が降れば雨宿りの場所を確保する・ご飯を食べるために火を適切に扱う・その場にある道具で遊びを作る等。安全に楽しく過ごすためには、何を優先に考え行動するのか、その為の技術や考え方を体験を通じて学んでもらう時間としてクリエーター1年生の実習【アウトドア活動の基礎】を実施しました。
実施した内容は
①ロープワーク
②ナイフワーク
③寝床づくり
④座学
⑤火の取り扱い
本実習は指導者としての活動を目指す森林環境教育の学生をメインに構成されている為、学生自身が受け身ではなく「伝える」側の視点に立って進めていきます。一方的に聞いているだけだと「分かったつもり」になってしまいがちですが、伝える側に立つことで【なんとなく】ではなく【理屈】で説明できるように心がけるようになります。
アウトドアでの考え方や技術は
環境教育だけでなく、林業の学生にとっても必要な要素です。なぜなら多くのシュチエーションがアウトドアなのですから。短い時間の実習ではありますが、今後の活動に役立ててもらえれば幸いです。
担当教員:新津裕(ユタ)