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2021年10月15日(金)

林業学生が「木材のマーケティング」について学ぶ①

林業=木を伐るイメージが強いですが、これからの林業はマーケティングまで意識する必要があります。伐ったものを売るだけでなく、売り方や売り先のことを知らないと、本当に必要としている人に届けることができません。

山積みの木材

そこで、林業専攻2年生の科目として『木材マーケティング』を行いました。

講師を務めていただいたのは長年岐阜県の木材流通に携わってきた  県産材流通課の中通実氏

木材のマーケティングや近年の木材事情について情報共有をしていただきました

木材の事だけではなく、身近なモノから【マーケティング】について考える時間は学生にとってとても刺激的な時間でした。中通さんが今まで関わった商品開発や流通についての裏話もあり、笑いあり学びありの濃厚な1日となりました。

中通さんの道具箱からは様々なアイテムが出てきます

中には中通さんが商品開発に携わったモノも

林業の現場作業をしていては意識することの少ない、製材事情や住宅資材としての木材事情など多岐にわたる話に「なるほど!」が止まりません。ウッドショックの根源にある理由も理解することで、先を見越す視野が広がります。川上だけでなく川中から川下を知っていることで、造材するときの視点が大きく変わりそうですね

 

当初予定していた予定を大幅に延長いただき質問攻めに。

さて、じっくり1日知識を入れた後は実際の流通の現場の見学と行きたいところです。続きはまた後日報告させていただきます。お楽しみに

 

報告:新津裕(ユタ)