ロッテンブルク林業大学との連携覚書の延長協定を再締結
ドイツ・ロッテンブルク林業大学(HFR)とアカデミーは、2014年に教育連携に関する覚書を締結してから10年目となりました。前回2019年に締結した延長協定の期間が11月に期限を迎えるにあたり、今回、更に5年間の延長協定を締結しました。
9月9日(月)に、アカデミーの涌井学長、寺田副学長、山田教務課長と、県庁から久松林政部長、県議会から小原議員がロッテンブルク林業大学を訪問し、カイザー学長、ハイン教授、デデリッヒ教授、シュール教授と面会しました。
終始なごやかな雰囲気の中、まずは記念品の交換。アカデミーからは、カイザー学長に県の伝統工芸品である春慶塗のショットグラスをプレゼント。
まず始めに、ハイン教授からロッテンブルク林業大学と森林文化アカデミーの連携内容について、過去10年間の振り返りがありました。
続いて、カイザー学長から歓迎あいさつと、涌井学長のあいさつ。
カイザー学長からは、過去10年間、非常に密度のある関係を両者が続けてきたことに心から感謝している。さらに、本日の連携協定が次のステップアップとなり、今後、5年・10年と一層関係が深まることを期待すると述べられました。また、涌井学長からは、ロッテンブルク林業大学との連携のお礼とともに、産業界にとってドイツとの交流が励みになっていることや、昨年11月から始まった岐阜県独自のGクレジット等について情報提供がありました。
その後、カイザー学長、涌井学長の両校学長による覚書への署名、交換を行いました。
左からアカデミー涌井学長、HFRカイザー学長
最後は、ロッテンブルク林業大学校門の前で、全員そろって記念撮影です。
翌9月10日(火)は、バーデン・ヴュルテンベルク(BW)州食糧・農村地域・消費者保護省を表敬訪問し、昨年、岐阜やアカデミーを訪問いただいたお礼、両校の連携内容や成果についての意見交換を行ったほか、両校の日独交流に対する支援をお願いしました。
BW州食糧・農村地域・消費者保護省にて意見交換
今回の訪独で、改めてHFRとアカデミー、BW州と岐阜県が築いてきた関係の強化を実感することができました。
事務局 山田