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2019年08月18日(日)

第4回なかつがわ「山の日(サンデー)」イベントで木材利用推進をPR

森林文化アカデミーの木造建築専攻を主体としたコハランドチーム5名は令和元年8月10日(土)に中津川市付知町の東濃森林管理署で開催された『第4回なかつがわ「山の日(サンデー)」イベント』に参加した。
本イベントは、国民の祝日となった「山の日」に、山に関係のある団体や事業者が次世代を担う地域の子供たちを対象に、木材を身近に感じて好きになってもらい、将来は木造建築をはじめ木材利用を推進されることを願って開催されたもので、かねてより中津川市との数々の連携を行ってきた当アカデミーも呼応して参加したもの。

当日は、夏真っ盛りの炎天下、東濃森林管理署の駐車場広場で16ものイベントブースが展開される中、森林文化アカデミーのコハランドチームは子供たちに木材に対する興味関心を抱かせる秘密兵器 「アカデミーオリジナル ストラックアウト・ウッド」を会場内に持ち込んでイベントに臨んだ。

ストックアウト・ウッドの特徴は、一般のストラックアウトは3列×3列(合計9マス)の的板が数字表示になっているが、アカデミーではその名のとおり「杉」「桧」「欅」「桂」「唐松」など樹種毎に実物の板材用いて、樹種名を漢字表記した的板にアレンジしたもの。
子供たちの「次は杉を狙う」「やったー、桧と欅の2枚抜きだ」など歓声が飛び交う中、アカデミーブースには常に長蛇の列ができ、並んでいる子供たちの熱中症を心配するほどであった(主催者からミスト付き大型扇風機の貸し出しを受けました)。また、長野・ソルトレイク・トリノと3つのオリンピックに出場された岐阜県出身の元スピードスケート選手の勅使河原郁恵(てしがわら いくえ)さんも参加され、青山中津川市長など主催者らが見守る中、見事8枚を射抜き観客たちの大きな歓声を受けた。

結果、ストラックアウトの延べ参加者数は116人(シール貼付数は約200名)、スタッフが休憩をとる時間もままならぬほどの大盛況であった。
このほかアカデミーブースでは、木造住宅の耐震性に関するパネル展示やビデオ映像を小原教授の解説付きで放映し、子供たちを待つ保護者など多くの来場者(170名:前述の116人+54人)にご覧いただいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、来場者に対して住まいの耐震性に関する対話式アンケートも行い、多くの方々の意見をお聞かせいただいた。

回答された方からは「よい勉強になった」「我が家の耐震診断も考えたい」など声をお聞かせいただいた。アンケート結果は、今後の研究活動の一環として、活用をさせていただきます。多謝。

(森と木のクリエータ科木造建築専攻 森本豊茂)