【どゼミ】これからの木造建築構造を考える
木造建築の新しいかたち(その126)木質構造に関する住育の取り組み
実務者のスキルアップをする住育:専門技術者研修「これからの木造建築構造を考える」を開催しました。この一連の研修は、講師の方に話題提供として御講演いただき、これからの木造建築に関して参加者皆さんとともに議論する内容となっています。土曜セミナー「どゼミ」として、土曜日に開催しています。
第3回は「岐阜県産材利用推進へ向けて ~川上から川下へ」として、林業からは 池戸秀隆 氏(岐阜県立森林文化アカデミー 教授) 木材流通からは 増田学 氏(岐阜県 林政部 県産材流通課 加工流通係長)、木造建築からは 辻充孝 氏(岐阜県立森林文化アカデミー 准教授)の3名を講師にお招きし、各分野での現状や取り組みなどを御講演いただきました。
後半のディスカッションでは、林業側からの使って欲しい材について、大径材利用について、森林配置計画について、盗伐について、蓄積量の令級分布の目標イメージ、岐阜県産材における集成材・LVL・CLTの製造について、空き家について、木材ストックについて、木材流通からの林業・建築への要望など、多岐にわたるテーマについてディスカッションできました。
教授 小原 勝彦