中国建築・建材研修の視察
木造建築の新しいかたち(その121)木質構造に関する住育の取り組み
京博乐安置业有限公司、北京中産連経済技術有限公司、株式会社効研社および株式会社ブルーマテリアルの方々、計13名が木造建築公共施設の視察の一環として、森林文化アカデミーの視察をされました。
まずは、森林文化アカデミー長沼副学長より歓迎の挨拶をいただきました。岐阜県の森林・林業について、木造建築における木材利用についてなど、全般的な概要についてもお話しいただきました。
次に、森林文化アカデミーの紹介、森と木のクリエーター科の紹介、木造建築専攻の紹介、木造建築専攻における7つの教育ポイントの紹介をしました。「木造軸組構法による建築の可能性」として、実践プロジェクトで実施した学生とのコラボレーションによる木造ラーメン建物、木造トラス建物、支点桁構法建物、制振ダンパー建物、CLT建物などを紹介しました。皆さん非常に熱心にお話しを聞いていただいておりました。
最後に、施設の案内をしました。木造で構成可能なスパンについて、規格材利用のシステム化された構法について、木材のメンテナンスについて、アカデミーの教育について、など多くの質問があり、アカデミーに非常に興味を持っていただけた様です。
そして、アカデミーを出発して、実践プロジェクトで実施した学生とのコラボレーションした「美濃道の駅」へ昼食に向かいました。
教授 小原 勝彦