【夜活】手計算で挑戦! 木造の許容応力度計算
木造建築の新しいかたち(その103)木質構造に関する住育の取り組み
実務者のスキルアップをする住育:専門技術者研修「木造建築の許容応力度計算演習」を開催しました。この一連の研修は全10回となっていて、モデルプランに基づいて構造計算をひととおり実施する研修となっています。夜活の一つとして、仕事帰りに「ひと勉強」、各回18:00~21:00に開催しています。
第6回は、『水平構面の地震力、風圧力に対する検定』について開催しました。建築基準法の仕様規定(いわゆる壁量計算)では、検討していない水平構面ですが、熊本地震をはじめ多くの地震で水平構面が要因の一つとなり木造建築の甚大な損傷に繋がったケースがあります。
基本的には水平構面の剛性を高くすることが必要です。
准教授 小原 勝彦