【どゼミ】これからの木造建築構造を考える

木造建築の新しいかたち（その８８）木質構造に関する住育の取り組み

実務者のスキルアップをする住育：専門技術者研修「これからの木造建築構造を考える」を開催しました。この一連の研修は、講師の方に話題提供として御講演いただき、これからの木造建築に関して参加者皆さんとともに議論する内容となっています。土曜セミナー「どゼミ」として、土曜日に開催しています。

第１回は、キム　ビョンフン氏（GEグループ　代表取締役）を招いて、『韓国における木造軸組構法の普及』について御講演いただきました。現状韓国では、木造建築のうち圧倒的に枠組壁工法（２×４工法）のシェアが高いのですが、韓国の富裕層や財閥などを中心に木造軸組構法のニーズがでてきているということです。木造軸組構法の普及に取り組まれているキムさんから現場のお話を聞くことができました。

後半のディスカッションでは、質疑応答やコメントなども非常に多く、盛り上がった専門技術者研修となりました。

隣国のことですが、なかなか知りえない貴重なお話や情報について知ることができました。

准教授　　小原　勝彦