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2017年11月02日(木)

手計算で挑戦! 木造の許容応力度計算

木造建築の新しいかたち(その78)木質構造に関する住育の取り組み

実務者のスキルアップをする住育:専門技術者研修「木造建築の許容応力度計算演習」を開催しました。この一連の研修は全10回となっていて、モデルプランに基づいて構造計算を手計算でひととおり実施する研修となっています。仕事帰りに「ひと勉強」ということで、各回18:00~21:00に開催しています。

第7回は『土台の曲げとアンカーボルトの検定』、『横架材の曲げ、せん断、たわみの検定』について開催しました。

『土台の曲げとアンカーボルトの検定』、『横架材の曲げ、せん断、たわみの検定』は、壁量計算の概念には無い構造計算特有の概念の1つです。木造の場合、構造計画は横架材配置計画でもあります。綺麗な横架材配置は効率のよい構造計画となり、ひいてはコストダウンに繋がる主要な要素の1つとなります。

皆さん一生懸命、演習を実施していました。

准教授  小原 勝彦