木造建築の新しいかたち(その56)木質構造に関する住育の取り組み
実務者のスキルアップをする住育:専門技術者研修「これからの木造建築構造を考える」を開催しました。この一連の研修は、前半では講師の方に話題提供をしていただいて、後半では参加者の皆さん含めてこれからの木造建築構造についてディスカッションする、研修となっています。
第3回は、『伝統構法&曳家の設計と施工について』というテーマで、成瀬幸一 氏(株式会社成瀬建築設計事務所 代表取締役)を講師にお招きしました。
曳家の技術について一般的ではないと思われがちですが、建築の現場では結構多くの場面で曳家がなされています。
多くの曳家の事例をお話しいただき、参加者の皆さんも非常に参考になったことと思います。
後半のディスカッションにつきましても、参加者の皆さんから曳家について多くの質問やコメントなどを頂きまして、非常に盛り上がりました。
准教授 小原勝彦