ジビエレストラン「里山きさら」の解体施設見学
自力建設2017「里山獣肉学舎」では、今月からいよいよ工事が始まります。
![里山きらら解体施設](/wp-content/uploads/2017/07/image001-720x402.png)
解体施設は効率よく作業ができるよう機能的でした
実は自力建設チーム、獣肉解体の現場を見たことがありません。
シカを吊るす高さはどのくらいが適切なのか、臭いはどのくらいするのか、汚れはどのくらい飛ぶのか、等々、現場を知らないままの計画は、不安が残ります。
そこで実際に稼動している施設を参考にして、使い勝手のいい「里山獣肉学舎」にすべく、揖斐川町にある「シャルキュトリー・レストラン 里山きさら」さんの獣肉解体施設を見学しに行ました。
里山きさらさんは、シカやイノシシを自社の解体場で精肉をし、50メートルほど離れたレストランで調理し、料理を提供しています。年間で約500頭の解体実績があるそうです。
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代表取締役社長の所さんに詳しくお話を伺いました
そしてこの日はラッキーなことに、朝に罠にかかったシカを手に入れることができたとのことで、実際の解体作業を見ることができました。
スタッフの方の手際のよい手つきにより、30分ほどで腹抜きまでがあっと言う間に終わりました。みんな食い入るように見学しました。シカの吊り下げ方、水栓の位置など参考になることが色々ありました。
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品質を保つための特別なパッキングで東京目黒にも出荷しているそう
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開店して一年の綺麗な建物がレストランです
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鹿の頭骨が看板
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インテリアにもこだわった店内。揖斐川町の美しいロケーションを楽しみながら食事ができます
もちろん解体見学のあとは、レストランに寄ってジビエ料理をいただきました。
ジビエ料理は初めて食べましたが、臭みはなく、肉の味がしっかりとあり、とても美味しかったです。獣肉がこんなに美味しいのなら活用しない手はありませんね。
![里山きらら鹿肉ハンバーグ](/wp-content/uploads/2017/07/image005-720x540.png)
鹿肉ハンバーグとソーセージに、米や野菜まで自家製!
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所社長に図面を見ていただきアドバイスをもらいました
今回の見学を踏まえて、計画の修正をして工事にのぞみます。
Cr科 木造建築専攻:大上 優里恵