自力建設2023「タイトル決定・中間発表・学長プレゼン」
皆様こんにちは、2023年度自力建設棟梁の三輪です。
梅雨が明けるとともに早速酷暑が襲いかかる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
学内プロポーザルから約1ヶ月半が経った先日、ようやく2023年度自力建設のタイトルが決定いたしました。
その名も『ほとりの櫓(やぐら)』です!
ほとりには何かの周辺という意味だけではなく、穏やかな自然の情景が感じられ心が落ち着き安らげる場所という意味があります。川や木立、林業専攻や環境教育専攻のほとりであるこの場所に立ち寄った際にホッとリラックスできる場所にしたい。多くの人にとっての「ほとり」になってほしい。そんな想いでこのような名前となりました。また、ほとりを漢字で書くと「畔」となり、「あぜ」とも読めます。もともと田んぼだったというこの土地への敬意も込めています。
7月14日には学内の皆様に向けた中間発表を行いました。
※プレゼン用に用意したムービーもご覧ください。
私たち5人で話し合い、そして先生がたのアドバイスをもとに考えてきた現時点での計画案を皆様にご報告です。
プロポーザルの際にはなかったアイデアやデザイン的な変更点、先ほどご紹介したタイトルに込められた想いをお伝えしました。
中間発表は全員で協力しながらのプレゼン、私たちのチームワークを感じていただけましたか?
質疑応答の時間では皆様からの積極的な質問を頂戴し、発表後も模型を見ながらたくさんのご意見を賜り、
まだまだ検討しなければいけないことが浮き彫りになり、大変有意義な時間となりました。
お忙しい中にも関わらずお集まりくださった皆様、本当にありがとうございました!
そして7月18日には、学長へのプレゼンも行いました。
どのようなご意見を頂戴できるのか緊張です…
建設予定地で模型や資料を駆使しながらご案内。
中間発表でも上映した映像も真剣にご覧くださいました。
学長からは、的確なアドバイスと、高所作業になるのでとにかく安全面に留意して作業するようにとのお心配りのお言葉と励ましのお言葉を頂戴し、我々もさらにアクセルを踏んで頑張らねばと気の引き締まる思いになりつつ、無事学長プレゼンも幕を閉じました。
現在は小原先生のご指導のもとで構造検討を重ねつつ、意匠面を辻先生と松井先生にアドバイスを頂戴しながら、大工合宿に向けて松井先生・上田先生、エンジニア科林産業コースの皆さんとともに製材を進めています。今後も随時ご報告致しますので引き続きあたたかく見守っていただけましたら幸いです。
木造建築専攻1年 三輪
自力建設2023 「ほとりの櫓」のこれまでの記録はこちらのページからご覧いただけます。