竣工式!(自力建設2022「丁稚基地」)
全国の自力建設ファンの皆さま、お待たせいたしました!
梅雨も本格的になってきた6月15日、「丁稚基地」竣工式を開催しました!!!
竣工式に先立ち、林業機械学習棟にて自力建設完成報告会を行いました。
設計コンセプトのふりかえりから施工の報告、メンバーとっておきのセレクト写真の紹介、計画3Dパースと竣工写真の比較などを行いました。私たちが悩み、苦しみ、楽しんで作ってきた「丁稚基地」を思い出の集大成を楽しく説明しながら、作業中の楽しげな写真や、お手伝いしてくれた在校生の写真も交え、終始和やかな雰囲気での報告会となりました。
報告会終了後、雨予報が霧雨程度で持ち堪えてくれた中、「丁稚基地」前広場にて式を行いました。広場は車の乗付けや、フォークリフト乗入れのために、広めの配置計画としたので、学生、教員、関係者を含めた80名もの人が集まることができました。
・想定施主の小原先生
・寺田副学長
・外部講師のT-PLAN建築工房の田口さん
・東濃ひのき製品流通協同組合所属の大工の鈴木さん
からコメントをそれぞれいただきました。
小原先生、寺田副学長からは、自分たちで設計して苦労して作る自力建設の経験を糧に、これから建築の世界で頑張ってほしいと、檄をいただきました。
他にも軒並み精度の良さを誉めていただいた評価も多く、上棟から総仕上げを頑張ってきた甲斐があったとホッとした気持ちになりました。
来賓の皆様の素晴らしいコメントの後、代表設計者兼棟梁の坂井が支えてくださった講師の皆さんや先生方、大工合宿を共にしたエンジニア科の林産業コースの卒業生、多忙の合間に手伝ってくれた在校生に感謝の気持ちを伝えさせていただきました。そして、1年間の感想と、今後木造建築倉庫として2年生の私たちと1年生で大切に使っていきたい旨の所信表明をしました!
最後はみんなで記念撮影(ブログ冒頭の写真です)。
その後は、設計メンバーによる解説も交えながら自由に倉庫内の見学をしていただきました。
「丁稚基地」では、注文材として突発的に林業専攻の先生や学生たちに木を伐倒していただいたり、木工専攻との共通授業「家具をつくる」で6枚の建具を製作、作業中も様々な人に様子を見にきてもらっていたこともあって、多くの皆さんから興味を持っていただき、様々な質問をいただいて、とても有意義な時間を過ごすことができました。
今後も、倉庫として活躍する「丁稚基地」、丁稚基地の一部として室内化された2007年度自力建設「地空楼」を皆さまに見守ってもらえればと思います!
長らくの応援、ありがとうございました!
施工中のブログUPもまだまだ予定しているので乞うご期待!!!
クリエーター科2年 木造建築専攻
代表設計者 兼 棟梁 坂井梨奈