自力建設2021「木立のこみち」竣工式
前回の学長へのお披露目に続き、「木立のこみち」竣工式を開催しました!
この日は木造建築専攻1年生の自力建設2022講評会(各自の案を発表する会)が行われ、講評会終了後、同会場で昨年の自力建設2021年をスライドと動画で振り返り、その後現地に移動し竣工式を行いました。
日中の暑さも収まった夕方、「木立の庇」にタープも設置して、心地よい雰囲気で式を行いました。
まず、久松副学長から祝辞をいただき、これまでの自力建設の中でも最も部材数を使ったものであること、非常に良いチームワークで取り組まれていたこと、アカデミーを代表する自力建設の一つになったこと、などのご評価をいただきました。
施主である木工専攻講師の前野先生からは、タープも含めグリーンウッドワークの野外制作活動に大いに役立つ建物となったこと、などの評価をいただきました。
外部講師のT-PLAN建築工房の田口さん、大工合宿(刻み)・建方でご指導いただいた東濃ひのき製品流通協同組合所属の大工の鈴木さんから祝辞を述べていただきました。
基礎工事でお世話になった森基礎工業の方、塗料をご提供いただいたオスモの方にもご参列いただき、一緒に祝うことができました。誠にありがとうございました。
ご参列いただいた来賓には、わたし橋本と田村さん(タムタム)が木工旋盤で手作りしたぐい飲み(裏側に木立のこみちのマークをレーザー加工機で刻印したもの)と、うだつの町にある小坂酒造の「百春」の小瓶を記念品としてプレゼントさせていただきました。
竣工後は早速、グリーンウッドワークや昼食、休憩などに活用していただいています。
この気持ちの良い半屋外空間が、今年の翔楓祭にも活躍し、その後も長く活用されやがて愛着を持っていただけることを祈ります。卒業後はここで同窓会もできそう…!
アカデミーに立ち寄られた際は、ぜひウッド・ラボ前の「木立のこみち」を体感してみてください。
そして、「木立のこみち」の建物に取り付けられた棟札(むなふだ)を見つけてください。この建物を建てたメンバーの名前と想いが刻まれています。木立のこみちよ永遠に!
クリエーター科2年 木造建築専攻
橋本剛