自力建設「屋外階段」着々と進行中
4月26日に今年度の自力建設「屋外階段(仮)」を出題して、一カ月。着々と計画がまとまりつつあります。
木造建築専攻の1年生は、空間認識の授業で計画地周辺の状況や寸法体系を理解しつつ、自らのアイデアを形にしていっています。
模型を何度も作ったり、3Dパースで確認したり、徐々に形が見えてきました。
あと1週間もすれば、全体講評会。
全校生が集まり、一人ひとりの計画案のプレゼンを聞き、投票を行います。
毎年、非常に聞きごたえのあるプレゼンです。
一方でエンジニア科の若い学生も同じ課題で、計画を考えてみました。
1年生は、計画地を見ながら30分ほど各自で考えて、グループでどのような屋外階段が良いかを話し合いました。
2年制は、林産業コースの学生が、実際に考えた屋外階段のアイデアを模型で表現していきます。
このように、講評会に参加する学生も一度、自分で考えてみることで、計画地をどのように理解して、計画の中でどんな点が難しく、さらに魅力ある内容にするのかなど、より深くプレゼン内容を理解できます。
5月30日の講評会が楽しみです。
教授 辻充孝
自力建設2023 「ほとりの櫓」のこれまでの記録はこちらのページからご覧いただけます。