自力建設2021 学長へのプレゼンテーション
自力建設代表設計者発表の翌日、ご多忙の中、涌井学長がご来校されました。
この機会に、学長へ、クリエーター科 木造建築専攻11人の学生によるプレゼンテーションを行いました。
学生一人ひとりが、模型とプレゼンボードやスライドのプリントアウトなどを見せつつ、課題をどう自分なりに分析し、命名し、何を大切にしつつ具体的なかたちにしたのか、説明していきました。
自分も学長にプレゼンさせていただきました。直接学長と対面できる貴重な時間を緊張感をもって臨みました。
学長は、一人ひとりの発表に静かに耳を傾けながら、あるときは学生の模型に見入り、あるときは模型の反対側までまわってご覧になるなど、短時間で作品の特徴を理解されようとしている様子でした。
学生たちにとってまたとない機会となりました。この機会をいただけたことに感謝いたします。
一人1分程度という短時間でのプレゼンテーションとなったことから、学生たちにとって伝えきれないことが多くあったことと思います。
短時間で伝えることの難しさ、今後、社会へ出て仮に似た状況に直面した場合に、動じずに要点を伝えることができるスキルを身に着ける重要性を感じました。
プロポーザルが終わり、休む間もなく6月中には自力建設プロジェクトの検討案の確定と図面作成、7月初旬には基礎の建設開始という恐怖のスケジュールとなります。
投票時にいただいた皆様からのご意見・ご評価をどこまで反映でき、木造建築専攻11人が納得しながらプロジェクトを進められるか、いくつものハードルが待ち構えていると思います。
今日から、議論・調整・決定・実行の試行錯誤の日々が始まります。1年後、笑顔で無事竣工を迎えられるか!?
皆様、鼓舞激励のほどお願いいたします。
Cr1年 木造建築専攻 橋本剛