FOSS4G TOKAI 2022「たんけん、ぎふのもり」開催!
森林文化アカデミーとFOSS4G Tokaiとの共催で「FOSS4G TOKAI 2022」が開催されました。
FOSS4GとはFree Open Source Software for GeoSpatialの略で、各地で事例紹介や体験学習を提供しております。今回はアカデミーでの開催となりました。QGISやオープンソースのデータに関する事例発表を行っています。
今回のテーマは「たんけん、ぎふのもり」ということで森に関するテーマを織り込んで発表がありました。
アカデミーの古川さんは、ぎふ森林情報WebMAPの紹介です。
地形の情報を詳しく見ることができます。作業道の開設や架線の索張りの検討にとても役立ちます。
株式会社MIERUNEさんに就職した卒業生の小松君の発表です。在校時に作成したWebGISの紹介と現在の仕事に就くまでのストーリを話してくれました。
システムエンジニアの世界には、会社の利益のみを考えた独占的なシステム開発ではなく、オープンなシステム開発を志向する技術者コミュニティが存在します。今や多くの林業関係者が利用しているQGISも、ボランティアで開発されています。
QGISで扱う森林データもオープン化が進んでおり、都道府県による違いはあるものの、自由にダウンロードして利用することができます。
林業のみならず、森林の空間利用を考えると、QGISやオープンデータの活用場面は増えてくるはずです。せっかく自由に使えるソフトやデータがあるのですから、もっと森林管理や計画に活かしていきたいですね!
今回のFOSS4G Tokaiに参加して頂いた参加者の皆様、運営スタッフの皆様ありがとうございました!
林業専攻:杉本